日本ではとかく注目されやすい血液型。
実は人間だけでなく、動物や植物にもそれぞれ血液型があります。
そして巷でよく言われているのは「ゴリラは全部B型」というもの。
しかし実際にはこれは誤りなんです。
ABO式の血液型は全て「O型」が基準になってます。
赤血球に抗原が何もついて無いものをO型。
抗原としてA糖鎖が付くとA型、B糖鎖が付くとB型、AB型はその両方です。
つまり赤血球を有してる時点でO型なんです。
(鳥類・爬虫類・魚類など有核の赤血球を持つ生物は含まれない。 よって有核赤血球の動物にはO型は存在しない。)
人類に一番近い類人猿は当然赤血球をもってますので、実際に一般的なゴリラはO型とB型です。
そしてマウンテンゴリラに至ってはO型とA型です。
ちなみにオラウータンやチンパンジーなど、さらに人間に近い霊長類はA、B、O、ABの4種類全ています。
他の動物で言うと猫は約90%がA型。
魚は全部A型で、カメ・クジラは全てB型。
カエルはほとんどがAB型です。
紅葉する植物も赤いものはO型で、黄色いものはAB型なんです。
これからは「全部B型」という言い回しを使う時はカメやクジラにしましょう!
そうだったんです!
は真実