【 雑学 】 - 自分にとっての反対意見の人や疑ってかかる人には○○をすると良い?!

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自分の身の周りにいる、嫌な感じでくる上司や話を疑ってかかってくる部下など、
会社だけでなく、家族や恋人、友人でも。貴方にとって”扱いにくい人”がいるかもしれません。


ここで言う「扱いにくい」というのは、一般的な「困った人」の意味ではなく、貴方にとって都合の悪い動きをする人の意味。


「好きなのに振り向いてくれないあの人」なんかもこの部類に入ります。


そして、普通こういう状況に出くわしてしまうと、人間、なかなか相手との距離を詰めることは難しくなってしまう上に、
なるべく相手の負担にならないように、相手からの評価が下がらないように、
希望にかなうように何かしてあげようとして空回りしてしまう時はありませんか?



実はこういう人に対しては逆に「頼みごと」をする方が相手との距離を縮められるって知ってましたか?





アメリカの心理学者の実験に、こんなものがありました。

実験の対象者にいくつかの問題を解いてもらい、それに正解すると正解ごとにお金がもらえる仕組みで実験が進められます。


そして獲得金額をもらった被験者が、実験を終えて帰る時に、
「今回の実験をするにあたっての資金が足りなかったため、自腹を切って賞金をお渡ししたんですが、今後の実験の分もあるので、返していただけないでしょうか?」
とお願いしました。


そしてこれを
1. 実験の責任者が直接返金を求めに行くパターン
2. スタッフなどを介して、間接的に返金を求めるパターン
3. 返金依頼自体をしないパターン


の3パターンに分け、さらにそれらの被験者をそれぞれのグループに分けた上で、
感想を聞いたところ、面白い結果が出たのです。


なんと1のパターンでの被験者が一番、実験の責任者に好感を持ったと答え、しかも返金額が多ければ多いほど、その好感の度合いも高かったという結果が出たんです!


普通に考えたら不思議に感じるかもしれませんが、
実はこれ、人間の心理である「認知的不協和」というものと関係があります。




人にはそれぞれ「アイデンティティ」と呼ばれる「自分はこういう人間である」と漠然と思っている部分があります。

周りから「頭が良いね」と言われ続けたり、実際にテストの点がいつも高かったりする人は、なんとなく「自分は頭を使うのが得意な人物なんだ」と思い、
仮に何か、自分が「頭が悪いのではないか?」と思わせるような出来事があっても、すぐに「頭が良い自分」を証明させるための出来事や行動を見つけようとします。

このように、人の心は「普段その人が何を考えているか」が重要なようです。



すこし話がそれちゃいましたが、しかし生きている中では、自分がそう思っている状態とはイレギュラーなことが起きたりするものです。

このイレギュラーなことが起きた時、人はそのことに対しての理由を求めようとします。

そしてその行為の理由に矛盾点があると無意識的な嫌悪感を抱き始めます。
これが認知的不協和。



この認知的不協和という、心の矛盾を正当化しようとするメカニズムが働くため、
「この矛盾は解消されるべきだ」として、無意識はこれに都合の良い解釈をつけようとするんです。


それは自分自身に対してもそうですが、周りの状況や物や人に対してもそうしようとします。


この時、先ほどの実験のような場合、
「相手の頼みごとを聞いたのはなんでだ?
・・・・・そうか、きっとその人の事が好きだからに違いない!」

と解釈します。




この実験がなされる遥か前から、歴代アメリカ大統領の逸話にも、
大統領就任後に、反対勢力側だった者や懐疑的な部下に対して、すぐに重要なポストにつけて仕事を頼むようにさせるというものがありました。

昔に読んだ本の中にあったので、ソースはなんだったか覚えてませんがw


やはり偉い人は、こういうことを経験からわかっているんですね。



皆さんも、今後苦手な相手には、あえて頼みごとをしてみるのはどうでしょう?


ただし、いきなり大きな頼みごとはやめた方が良いですよ。


そんな時には「フット・イン・ザ・ドア」というテクニックを使うと良いでしょう。



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posted by 雑学MAN at 02:48 | Comment(0) | 行動 / 心理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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